今、世の中はMLBの大谷翔平選手が話題を独占していますが、野球と言えばやはり高校野球も大きな話題の一つですよね。
毎年、春と夏に繰り広げられる高校球児たちの熱い戦いは、見ている側も思わず手に握る場面に遭遇します。
そんな野球球児たちの大舞台である高校野球の「第96回選抜高等学校野球大会」が始まりました。
そして、毎年様々な高校において注目される選手が登場していますが、今回はその中でも過去の高校野球大会において、驚異の「打率6.25割」を誇る強打者がいます。
その選手が愛知県の豊川高校の左打者・モイセエフ・ニキータ選手です
今回は、このモイセエフニキータ選手のホームラン試合の動画やモイセエフ・ニキータ選手について深掘りしていきます!
モイセエフニキータ選手が第96回選抜高校野球大会に登場
引用元:中日スポーツ
選抜高等学校野球大会は上位32校が集い、甲子園出場を決めるための選抜大会となっています。
モイセエフニキータ選手は豊川高校野球部のメンバーであり、2024年3月時点で2年生ですが、同大会に出場したのは今回が初めてでした。
しかし、今大会に駆け上がっていく上での打率が驚異の「6.25割」だということですから、スゴイ強打者だということがわかります。
豊川高校自体は、これまでに甲子園に出場するような常連校ではないですが、そんな中でこのようなずば抜けた才能と技術を持っている選手がいる、ということ自体、とてもワクワクしませんか?
モイセエフニキータ選手は、同高校でにおいてはあと一年ありますので、高校生活を終えるまでにまだまだ何かしら大きなニュースをプレゼントしてくれそうな予感がしますよね!
【2024動画】モイセエフニキータ選手のホームランがすごかった!
さて、「第96回選抜高等学校野球大会」において、豊川高校のモイセエフニキータ選手の何がすごかったのか?というと、それはホームランを打ったことでした。
(‥?でも高校野球でホームランを打つことは決して不思議ではないのでは?)
もしかするとあなたは今、そう思われたかもしれませんね。
いえいえ。実は今大会でのホームランは今までとはちょっと違うのです。
その理由は今大会から使用されるバットが【低反発バット】にルール変更があったので、今までよりも飛ばなくなっているからなんです。
つまり、より飛ばないバットでホームランを打った(しかも今大会で最初のホームラン第一号)からこそ、モイセエフニキータ選手がすごいということなんです。
では、実際のその時の試合の様子を見てみましょう
モイセエフニキータ(豊川3)外野手
— アマ野球@ドラフト (@amaswallow) March 19, 2024
低反発バットが導入された今大会で初ホームランを放ったのは豊川”モイセエフニキータ”。2024ドラフト上位候補が大会屈指の好投手・吉岡暖から完璧な一発を放った。神宮大会に続き全国大会2本目となるホームラン。
pic.twitter.com/mx8Ih4DDl5
いかがでしょうか?
モイセエフニキータ選手の自信に満ち溢れた表情が、そのすごさを一層加速させていますよね
低反発バットとは?
今大会から採用された、高校野球の新基準のバット「低反発バット」ですが、このバットが採用された理由や性能は以下の通りです
<採用の理由>
・投手の負担軽減:飛びやすいバットに対抗するため、投手は変化球を多用しなければならないことによる負担が大きくなることを抑制するため
・打者の技術向上:従来のバットは「当たれば飛ぶ」の傾向が強かったため、打者の技術が低くてもヒットが出やすかったことへの技術不足を改善させるため。つまり、バットのより芯でとらえないと飛ばない設計になっています
<低反発バットの性能>
従来のバットと比べて「平均打球速度が96.3%、初速は96.3%」に抑えられています
飛びにくいバットで飛ばすためには、打者の高い技術も求められるようになっているわけですね。
モイセエフニキータ選手のwiki風プロフィール
引用元:朝日新聞デジタル
名前 | モイセエフ・ニキータ |
生年月日 | 2006年11月29日 |
年齢 | 17歳 ※2024年3月時点 |
身長 | 182センチ |
体重 | 82㎏ |
出身地 | 愛知県刈谷市 |
野球style | 左投げ 左打ち |
ポジション | 外野手 |
主なプロフィール
モイセエフニキータ選手は、ご両親がロシア出身であり、ご両親が来日後に愛知県刈谷市で4人兄弟の次男として誕生しています。
父のセルゲイさんは愛知県の空手王者だったこともあり、モイセエフニキータ選手は幼少期から空手をやっていたといいます。
小・中学校時代は愛知県知多郡阿久比町で過ごし、小学時代は空手と野球の両方に打ち込んでいたそうですね。
小学生時代には愛知県の少年野球チーム「阿東パワーズ」⇒「東海ボーイズ」に所属し小学6年生の時はボーイズ選手権体型で準優勝を収めています。
引用元:阿久比町
中学時代は阿久比中学校へ進学し野球チーム「衣浦リトルシニア」に所属。
2021年には愛知県知事旗争奪東海連盟春季大会にて準優勝を収めています。
引用元:ベースボールワン
そして中学卒業後は、愛知県立豊川高校へ進学するわけですね。
高校時代から活躍し、そのままプロへ…というケースは少なくないですし、モイセエフニキータ選手はすでに2024年のドラフト会議の注目選手とされています。
これからどのような成長と活躍ぶりをみせてくれるか、とても楽しみですね!
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